どんな人が加入できるのか?

個人型確定拠出年金の仕組みと加入できる範囲

確定拠出年金は、企業が掛け金を拠出して従業員が運用する「企業型」と、個人で掛け金を拠出して運用する「個人型」があります。
「個人型」には国民年金の第1、第2号、第3号の被保険者が加入できます。つまり、自営業者や公務員、主婦の方でも20歳以上60歳未満であれば加入でき加入区分に応じて、毎月の掛け金の上限が定められています。掛け金は年1回変更でき、ライフスタイルに合わせて無理のない範囲で掛け金を設定することが可能です。
ただし、農業年金加入者や企業型確定拠出年金に加入している人は「個人型」には加入できません。企業型確定拠出年金加入者のうち、企業型確定拠出年金に加入していても個人型と同時加入が認められていれば加入できます。

個人型確定拠出年金のメリット

個人型確定拠出年金は、掛金が全額所得控除されるほか、通常であれば金融商品を運用した場合は運用益に課税されますが、個人型確定拠出年金源泉分離課税がかからないなどメリットの大きい制度です。
受け取る際も5年以上20年以下の有期年金、または一時金として一括で受け取ることができます。年金として受け取った場合は「公的年金控除」、一時金の場合は「退職所得控除」の対象となるのもメリットのひとつにあげられます。
個人型確定拠出年金は自分で運用し、運用した結果が将来受け取る金額になります。どんな金融商品で運用するかなどの情報収集を行い、金融機関やファイナンシャルプランナーなどに相談することが成功のコツになります。
注意点として、通算の加入期間で受給開始年齢が変わることや、原則60歳になるまで資産を引き出すことはできないなどがあります。